結納について

本人同士や両家が結婚に合意すると、次に行われるのが結納です。男性側の両親と仲人がうち揃って、女性側の家を訪問して、結納を収め、後は、結婚式を待つだけとなります。

結納そのものは、その地域に根差した習慣であり、法律で定めがあるものではありませんし、絶対に行わなければならないものでもありません。最近では、堅苦しいことはしたくない、あるいは、経済的な理由で省略する例もあるようです。

結納は、婚約が成立することを前提として行わるものですが、もし、後になって婚約が何らかの事情によって解除された場合は、結納を受けた側は、相手方に返還する義務があります。

ただし、これは双方が合意の上で解消した場合で、どちらか一方の都合で解除された場合は、この限りではありません。

例えば、結納を与えた男性が、他に好きな女性ができたために、婚約を破棄した場合は、正当事由としては認められませんので、男性側は、結納の返還を請求することはできません。

また、結納を受け取った女性側にも婚約解消の一端があった場合は、結納を収めた男性側の責任が、結納を受け取って女性側の責任より重くないときに限り、結納の返還を請求できますが、そうでない場合は、返還の請求はできません。

一般的に、結納は、男性側は結納金を、女性側は嫁入り道具を贈ることが多いようですが、婚約破棄された場合は、金銭はお金のやり取りですから問題ありませんが、嫁入り道具は物ですから、そう簡単にはいきません。

女性側にすれば、ケチのついたものを返してもらっても、取扱いに困ることでしょう。そんな場合は、男性側に財産的損害の賠償として、買い取りを請求することが出来ます。

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