霊能者が霊能力を用いて占うのを霊感占いと言いますが、中には、浄霊、除霊、波動修正を行って霊障を取り除くことを行っている霊感占い師もおります。

しかし、霊感占いとは、あくまでも占いですから、その人の未来のことや、普通の人が見えないことを占う手段に過ぎません。

例えば、片想いをしている女性が、その男性と将来結婚できるかを占った時、一緒になれるか、あるいは、なれそうもないかの結論を出すところまでが占いの領分なのです。

占ってもらう側としては、たとえ、将来期待とは違った運命になると言われても、それを受け入れるしかありません。

しかし、占い師が霊能力を使って、その運命を変えようとすることは、占いとは別の霊能力の使い方になります。

例えば、霊的な障害(霊障)によって運命が阻まれているような場合は、その霊障を取り除いて、運命を切り開いて行くというアプローチの仕方は、浄霊、除霊、波動修正といったもので、占いとは異なるものです。

現在の状況を見つめ、これからの運命を見極める、これが占いです。このため、将来、挫折することが分かっても、ただその運命を受け入れるしかありません。

その一方で、将来の自分の運命を甘んじて受け入れることなく、自らの力で切り開き、運命を変えて行こうというポジティブな意思の力も不可欠なのです。

しかし、自分にはその力が不足しており、運命を変えることが出来ない時、霊能者の力を借りて運命を好転させるのも人生の選択肢の一つなのです。

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電話占い師の中には、霊能力を使った占いを得意とする霊能者が数多く存在しております。特に、水晶玉やタロットカードを使って占う占い師には霊能者が多いそうです。

これは、霊視を通じて直接霊的な存在を見る代わりに、タロットカードや水晶玉に投影して霊界の情報を得て占うものです。

また、ネットの普及により、霊能者が電話やチャットを通じて鑑定や占いをしたりすることも少なくありません。

大手の電話占い会社では、複数の霊能者が所属し、相談の内容や相性などに応じて、霊能者と相談者をマッチングさせるようなサービスまで行っております。

また、霊能者個人が電話を通じて、個人的に身の上相談を受けている人もおります。

霊能者にとつては、電話回線を通じて行う電話占いのほうが、視覚からの先入観が無く、また、周囲の霊的な雑音が無いため、対面でおこなう占いよりも霊能力を発揮しやすいそうです。

確かに、街の雑踏の中で占うと、どうしても周囲の雑念や霊的な存在によって集中が難しいため、霊的に安定した自宅で占う方が、霊能力が発揮しやすいのかもしれませんね。

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