看護師の給料は、高いのか安いのか?

看護師の給料は看護師の就業先によって色々ですが、初任給の平均は、約25万円前後(税込)、全国の看護師の平均給与は、新卒の20〜23歳で約28万くらいなので、一般企業で働くサラリーマンと比べても、給与水準は高いと言えます。それでも、看護師が転職を希望する大きな動機の一としては給料の問題です。

看護師の仕事は非常にハードです。しかも、夜勤などがあって、毎週土日に休めるわけでもありません。

こうした仕事内容などを考えると、看護師の給料は決して高いとは言えないかもしれません。

実際、現在看護師として働いている方の過半数は、給料に対して満足してはいないそうです。

看護師の給料に大きく影響するのは、夜勤勤務です。看護師の仕事にはこの夜勤を避けて通ることはできません。

16時間ほどの長時間勤務になるときもあります。もちろん勤務途中に仮眠を取れる勤務形態ではありますが、緊急なことがあれば、起きて行かなければなりません。

また、頻繁にナースコールで起こされます。一応、国の指針としては、夜勤は月8回までとされていますが、現実はこれを超える場合が多いようです。

その夜勤手当の平均は、準夜勤で平均3,500円、深夜勤で平均4,600円くらい付きますが、決して十分な金額とは言えないでしょう。

すなわち、看護師の勤務形態やハードを考えると、決して高い給料であるとは言えないのです。

深刻な看護師不足