災害発生時の安否確認サービスについて

災害等が起きた時に本当に役立つ安否確認サービスには、最小限、次の要件を満たす必要があります。

こうした必要な条件をクリアしている安否確認サービスでなければ導入する意味がありません。

■緊急時に誰でも間違いなく簡単に操作することができるサービスであること

■利用できる通信キャリアや機種に依存しないシステムであること

■24時間365日安定して稼動し、万一被災した場合でも、サービスが利用できるシステムであること

■あらゆる通信手段に対応しているシステムであること

■確実に連絡がとれるシステムであること

■あらゆる攻撃や漏洩の危険性から個人情報を守ることができるシステムであること

こうした要件を満たしたシステムを導入しても、肝心の企業がこのシステムを活用できる態勢を整えておかなければ、宝の持ち腐れになってしまいます。

そのため、災害時に企業に求められるものとしては、

■事前準備
連絡体制と安否確認体制の確立、緊急時対応計画の策定、訓練の実施など、想定されるリスクに対して基本的な方針を確立する。

■災害発生時の緊急対応

安否確認、被害状況の把握、情報収集等、災害の状況を速やかに把握し、必要な救護、支援、避難誘導を行う。

■復旧対応
復旧活動の決定と平常時の活動へ向けての活動を支援実行。

放射能汚染の緊急対策

地震対策グッズの準備

東日本大震災、熊本地震だけでなく、関東、東北地方においては頻繁に中・小規模の地震が発生しており、南海トラフト地震の可能性も指摘されております。

今日ほど、地震大国日本に住んでいることを実感している時代はないでしょう。

いつ地震に遭遇してもパニックにならないよう、モノの準備に加え心の準備も必要です。

そのためには、避難グッズを準備するだけでなく、時々シミュレーションしてみることが大切です。

風呂に入っているとき、眠っているとき、火を使っているとき、外出中で歩道を歩いているとき、車を運転しているとき、電車に乗っているとき、地下鉄に乗っているときなど、日々の生活において、シミュレーションする場面はたくさんあります。

例えば、電車の中や地下鉄のホームにいる時に地震が来たら時どうする?

まず心配なのは、停電でしょう、携帯用の懐中電灯があれば、なんとかなりそうです。トイレはどうする?特に、女性はどこでも用を足すわけにもいきません。そんな時、100円均一でも良いから、簡易トイレを持っていれば、なんとか対応できそうです。

ペットボトルやカロリーメイトがあれば、しばらくは、喉の渇きや飢えに対応できそうです。また、マスクも粉塵や埃を防ぐためには必要でしょう。

このように、色んな場所での地震シミュレーションをすると、カバンやバッグに入れて置くべきグッズを選べるようになるでしょう。

防災士厳選の防災セット【アットレスキュー】【ディフェンドフューチャー】

高層マンション住民に必要な防災用品

2016年4月に九州熊本・大分で大きな地震が発生し、震度7の地震が2回、その他、大小様々な地震が1000回以上も続きました。

このため、1回目の前震では耐えられた家屋も、2回目の本震で倒壊し、多くの市民が非難所への避難を余儀なくされました。

しかし、交通が途絶した阿蘇地方では陸の孤島となり非難所に非難することもできず、自宅の庭などにテントを張っての生活を余儀なくされました。

また、非難所そのものも損傷を受けたため、車の中やテントで避難生活を強いられました。 このように、災害が発生しても非難所に避難できるとは限らず、電気・ガス・水道などのライフラインも遮断された中での、屋外での長期避難生活を余儀なくされるのです。

特に、高い確率で予想される「首都直下型地震」では、ライフラインは長期にわたって遮断される可能性が高いため、電気を前提にして生活している高層マンションでは、直ちに日々の生活の困ることになります。

停電になれば、エレベータだけでなく、水も断水してしまいます。こうなると、高層階に住んでいる人ほど外に出られず、水や食料も届けてはくれないため、備蓄が無くなれば、たちまち、生命の危機に直面することになります。

このため、耐震構造のおかげで建物は全く被災していないのに、ライフラインが遮断されたため、避難所に避難しなければならなくなる可能性が高くなります。

しかし、避難所での生活は、想像以上に過酷なものです。エアコンもなく、固い床の上にシートを引き、狭いスペースで寝起きしなければなりませんし、プライベートな空間は存在しません。

他人の話し声やいびきによって安眠できず、暴力や盗難は日常茶飯事の出来事になります。 このため、ストレスで精神的にも、身体的にもまいってしまう人が続出します。

そんな過酷な場所に避難しないようにするためには、ライフラインが回復するまでの間に必要な防災用品を十分備蓄しておく必要があります。

まず、水がなくても用を足せるよう、簡易トイレは最低1週間分用意しましょう。また、補給が無くても1週間は大丈夫な量の水と食料、それに、調理用の簡易コンロ、ガスボンの備えが必要です。

これに、ランプや非常用のバッテリーなどがあればOKでしよう。あとは、エレベータが動かなくても、1日に何度か階段を往復できるような体力を作っておくことも大切です。

「ソリューヴ」は有害物質を除去するセントラル方式の浄水器です。