家庭用脱毛器で永久脱毛できるの?

永久脱毛と聞くと、我々素人は、一生毛が生えてこないことをイメージしていると思います。しかし、実際は、脱毛が完了してから、1ヶ月以内の毛の再生率が20%以下の状態を言います。

すなわち、永久脱毛とは永続的な毛の減少のことであって、永続的な除毛ではない、つまり、完全に毛が生えないことが永久脱毛ではないということです。

そして、このようなことが出来るのは、医療脱毛のみで、これは法律にも定められています。

日本の医師法(17条を補完する厚労省105号通知)には、永久脱毛は医師免許を持った医師(看護師も含む)が医療機関でのみが行えると定められております。

つまり、家庭用脱毛器だけでなく、脱毛サロンでも永久脱毛する事は出来ないのです。

一生毛が生えてこない永久脱毛をするためには、クリニックでしか行えない絶縁針脱毛を行うしか方法はありません。

これは、電気針を毛穴にさして脱毛を行うもので、この施術は、皮膚科や整形外科の医師なら誰でもできるわけではなく、専門的な技術が必要で、大手の脱毛クリニックでも絶縁針脱毛をやっているところは少ないようです。

脱毛サロンの中には、電気針を使うブレンド法と呼ばれるニードル脱毛を行っているところもありますが、これは、絶縁針脱毛とは違い、弱い電力しか使えないために効果が薄く、しかも、麻酔が使えないので、痛みが伴い肌トラブルを起こす可能性が高くなります。

また、今日では、医療レーザー脱毛が普及し、年々改良を重ねて進歩しておりますので、最新の医療機器を使って行えば、ほぼ毛が生えない状態にまでになります。

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脱毛を始めるのは夏の終わりが最適

脱毛といえば夏場というイメージが強いのですが、実は、夏が終わった頃こそが脱毛をするチャンスなのです。

このため、脱毛サロンやクリニックでは、夏が終わった「今こそ脱毛」と広告を盛ん打ち出しています。

脱毛は2ヶ月に1回の頻度で行う必要があり、完全に目立たなくなるまでにはある程度の時間がかかります。

多くの女性は、半袖を着る機会が多くなる頃にムダ毛を無くしたいと思うもの。このため、半袖を着始める6月頃に、脱毛によってムダ毛を目立たなくさせたいならば、夏終わりに脱毛をスタートするがベストなのです。

10月頃になると紫外線が少なくなるため、この頃から始めると、毛周期に合わせて約2ヶ月に1度程度で4~5回ほどの脱毛ができるため、6月頃ににはかなり効果が見られるようになるのです。

ただし、毛質には個人差があり、また、脱毛したい部位にもよりますが、脱毛の効果を出したい時期から逆算して脱毛を開始することをおすすめします。

春先や夏前に開始すると、脱毛サロンに駆け込む人が多くなり、混雑して予約がとれにくくなります。そうすると、毛周期に合わせた脱毛が困難となりますので、早めに脱毛を意識し、夏が終わった時期から脱毛を開始するのが最適と言えます。

また、脱毛の仕組みからしても夏終わりは最適です。脱毛は、毛と肌のメラニンの差を利用する脱毛方法で、メラニンの黒い部分にレーザーを照射して、毛根細胞まで消滅させるものです。

ここでポイントとなるのが日焼けです。日焼けをすると肌のメラニンが増加するため、レーザーが照射される対象となってしまい、安全に脱毛ができず、やけどの原因となってしまいます。この点からしても、夏はレーザー脱毛が向かない時期と言えます。

また、夏は薄着などの影響で、肌が直射日光を受けやすく、日焼けに代表されるように肌へのダメージが強いのです。そんな時に、脱毛の処置をすると、肌荒れの原因になってしまいます。

そういった意味でも、日焼けのリスクが少なくなる夏終わりに脱毛を始めるのがお勧めなのです。

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お腹の脱毛とその注意点について

ビキニを着るとか、温泉や風呂屋さんに入る時以外は、人目に付く部位ではありませんが、意外にムダ毛が多いところです。

かなり濃い産毛が広範囲に生えていたり、一部分だけ濃い部分があったりとさまざまでなケースがあります。

この部位は、肌が柔らかくデリケートなので、刺激の少ない光脱毛が良いでしょう。

ただし、お腹周りのムダ毛が薄い産毛の場合は、光脱毛の効果が表れにくいかもしれませんので、どの程度の効果があるかを事前に確認し、納得してから受けることが重要です。

また、お腹周りは脱毛面積が広いために、脱毛サロンではLパーツに分類され、価格も比較的高めです。

このため、安いキャンペーンを使う場合は、完全に脱毛できるまでに、どのくらいの費用と回数が必要かを良く確認することが重要です。

また、帝王切開やその他手術で腹部に手術痕がある場合は、脱毛できるか否かをサロンに良く確認する必要があります。

原則として、完治していれば施術には問題はありませんが、いくつか条件を設けている脱毛サロンもありますので、事前確認が必要です。

レーザー脱毛とは、その原理は?