スマートホームにおけるAIの役割とは?

AIを搭載したスマートホーム関連製品が次々と開発され販売されています。

IoT化された電化製品などをネットワークに繋いでそれぞれの機器を連携させ、一元的に制御することによって、これまでは想像もつかなかった快適で便利な、安心できる暮らしを送ることが可能となりました。

AI搭載のスマートスピーカーをハブとして、IoT製品と連携させることで「カーテンを開けて」と言えばカーテンが開き、「お風呂を沸かして」と言えばお風呂が沸く、ということも簡単にできるようになりました。

しかし、こうした動作は、ただ単に、人間の言葉を理解して、それに沿った適切な行動をとっているだけにすぎません。

AIが自ら人間のように考え、作業や活動をするまでには至っていないため、まだまだ本当の意味でのAIとは言えない部分もあります。

もし、AIがさらに進化して人間と同じように考え、判断できるようになったらどうなるでしょうか。

例えば、あなたが仕事が終わって帰宅すると、「おかえりなさい、今日の仕事はどうでしたか?」、「明日から連休だけど、どこかに出かけますか?」なんて話しかけてくれる。

さらには、リビングの照明や床暖房もオンになって、好きな音楽が流れてくるなんてこともできるようになるかもしれません。

また、日々溜まっていくストレス状態や呼吸のリズム、睡眠の深さや食事の栄養バランスなどのデータを集めて、体調を管理し、栄養バランスの良い食事を勧めてくれたり、早く寝るように促してくれたりなんてことも可能になるでしょう。

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