太陽光発電は環境に優しい?

最近は、多くの家に太陽光発電が設置されるようになりましたが、その大きなメリットは、エネルギー源が無尽蔵な太陽を発電のエネルギーとしているため、半永久的に発電することができる発電施設を自宅に持つことができることでしょう。

また、石油を燃焼させて発電する火力発電のように、発電時にCO2(二酸化炭素)や、SOX(硫黄酸化物)、NOX(窒素酸化物)と言った大気汚染物質を発生させることがないため、クリーンなエネルギーで地球に優しいシステムです。

例えば、結晶系シリコン太陽電池で発電した場合のCO2削減効果は、1kWシステム当たり年間で314.5kgになり、これは、1kWシステム当たり年間で227リットルの原油削減量に相当します。

このように太陽光発電は、二酸化炭素を排出せず地球の環境に優しいクリーンにエネルギーとの評価がある一方で、事業用の太陽光発電は、乱開発によって住環境の破壊が起きているという問題が頻発しております。

日照のいいところは全て太陽光パネルだらけになり、その輻射熱で近くにある家は、窓も開けられず、夏は灼熱地獄と化すなどの被害が出ております。

また、無計画に森林を切り開いて太陽光パネルを設置するため、虫食い状態となっており、しかも、手入れがなされないため、雑草が生えており景観が悪くなっている。

さらに、手抜き工事によって、太陽光パネルの足場に使われている金属パイプが脆弱で危険な状態になっているなど、環境上の問題が発生しております。

太陽光発電パネルの寿命