高速ジューサーと低速ジューサーの違い

ジューサーには、高速回転と低速回転の2つのタイプがあります。いずれも、ミキサーのように材料を全部入れてから作るのではなく、一つずつ入れながら作り、液体を別に加えなくてもジュースになります。

高速回転ジューサーは、ミキサーに搾る・濾すという2つの機能が付いたものです。ミキサーは切り刻んだままですが、高速回転ジューサーはそれを搾るという工程がプラスされています。

高速回転でジュースと搾りカスに分けられるので、サラッとしたジュースができますが、分離してしまいます。

また、ジュースの色が薄めです。刃を高速回転させるモーター音がうるさいのはミキサーと同じですが、ミキサーよりは美味しいジュースができます。

低速ジューサー(スロージューサー)は、刃がないのが特徴です。石臼式ジューサーや低温圧搾式ジューサーとも呼ばれます。

スクリューを低速回転させながら、素材をスクリューで巻き込みギューっと圧縮してジュースを搾り出すため、搾りカスが出ます。

高速回転ミキサーやジューサーとの違いは、材料を切り刻んだり、高速回転で撹拌したりせず、圧縮して搾るので空気と混ざりにくいことです。

このため、ジュースの栄養素や酵素の酸化が少なく、他のジュースに比較して栄養素の抽出能力に優れており、そのまま食べるよりも、栄養素の吸収率が高いと言われております。

色が濃いので、色素に含まれる栄養(フラボノイド/ポリフェノールの一種など)も搾れていることが分かります。モーター音が静かで、値段も高めです。

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