太陽光発電システム「見積書」の比較

太陽光発電システムを設置するにあたっては、まずは複数の業者に「見積り」を提出してもらって比較検討をすることになります。

太陽光発電システムの見積りは、大きく分けて「機器価格」「工事価格」の2つになります。

機器価格は、太陽光発電モジュール(パネル)やパワーコンディショナーなどの太陽光発電システムを構成する器具全般です。

工事価格は、これら機器を屋根に設置する費用です。足場を組む費用、屋根の補強や補修工事の費用、機器の接続費用などがあります。

見積書を確認する際に1番大事なのは、太陽光発電システムの価格を大きく左右するシステム容量(パネルの枚数)です。

パネルは太陽光を電気に変える部品ですので、枚数が多いほど、より多く発電することができます。逆に、少なければ少ししか発電しませんので、できるだけ多くのパネルを載せた方が効率的です。発電量は「kW」という単位で表現されます。

見積は「総トータル費用 ÷ システム容量(kW)=システム1kWあたりの費用」で比較すると、どの業者の方が安いのかが分かります。

ただし、2011年現在、国の補助金を利用するには「(機器代+工事費)÷ システム容量(kW)」が60万円より安いことが補助金受給の条件となりますので注意が必要です。

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