失敗しないオークション代行業者の選び方

オークション代行業者は中古車販売店とは異なり、自社在庫や整備設備、店舗を構える必要がありません。

このため、参入障壁が低く、個人や小規模事業者、あるいは、実績のない事業者の新規参入が比較的容易です。

このため、場合によっては価格の詐称や誤申告に加え、書類の誤記入や契約不履行、さらには、最悪の場合、落札代金の持ち逃げといったリスクもあります。

このため、信頼できる業者を選ぶ必要があります。

一番簡単なのは、大手の業者が運営しているかです。

業者の規模は上場の有無、社員数や資本金で知ることができ、これによって、信頼性が不透明な小規模事業者・新規参入の業者を区別することができます。

余りにも小規模な業者は、一部の車両に特化した特殊なノウハウを持ってでもいない限り、慎重に選ぶ必要があります。

業者の規模と同様に大事な指標は、実際の車両売買の実績がどれだけあるかです。

これによって、ノウハウを持たない新規参入の業者を区別することができます。

また、ウェブサイトから得られる情報も大事です。

掲載されている情報の中身も大事ですが、ウェブサイトの制作には一定のコストがかかるので、それだけで、ある程度、業者の規模を推測することもできます。

料金や速さだけを売りにしている業者も危険です。万が一の際の返品や保証といったサービスを明示している業者を選びましょう。

ウェブサイトに掲載されている利用者の声・口コミも大事です。

ただし、口コミはある程度良い情報を選んで紹介しているケースがあるので、良い口コミが十数件程度あるだけで優良業者と判断するのは危険です。

様々な層の利用者が安心して利用しており、それが多く掲載されているほど、優良業者と判断できる材料になります。

中古車下取りの決め手は