ソーラーパネルの発電効率

太陽電池モジュール(ソーラーパネル)には、「モジュール変換効率」「セル変換効率」という2種類の効率があります。

モジュール変換効率とは、1枚の太陽電池モジュール(パネル)における効率のことです。その計算式は、モジュール変換効率={モジュール公称最大出力(W)}÷{モジュール面積(㎡)×1,000}×100(%)

です。例えば、1m四方のパネル1枚の出力が200Wなら、セル変換効率は18%になります。


モジュール変換効率を10倍にした値は、そのソーラーパネルの1㎡あたりの出力に相当しますので、実質的な性能比較を容易にすることが出来ます。
セル変換効率とは、太陽電池モジュールは、複数のセルを1枚のパネルに組み立てたものですが、セル変換効率は、モジュールに使用されているセル自体の効率のことをいいます。
その計算式は、セル変換効率={モジュールの公称最大出力(W)}÷{1セルの全面積(㎡)×1モジュールのセル数(個)×1000}×100(%)

セル変換効率は「基準変換効率」または「実効変換効率」と言われることもあります。

市販のモジュールは効率20%を超えると世界最高レベルと言えますが。シャープの化合物3接合型セルでは37.7%にも達しています。

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